オイルの補充方法について
(補助器具を利用しない方法)


下記の説明は、IM-6での説明になります。

※他の機種(IM-9A、IM-9B、IM-5Bなど)についても、基本的には下記方法でオイルを補充することができます。

※充填するオイル等は付属されていませんので、お好みのオイル等をご用意ください。


STEP 1

1. 本体シリンジ内の空気を排出して、保護カバーを取り外します。

操作ハンドルを時計方向に回して、シリンジ内の空気を全て排出してください。次に、保護カバー固定ノブを緩めて保護カバーを取り外してください。

STEP 2

2. マグネットスタンドからインジェクター本体を取り外します。

作業を行いやすくするために、マグネットスタンドからインジェクター本体を外すことができます。本体接続ノブを緩めると本体が外れます。

STEP 3

3. 本体シリンジ内にオイルを充填します。

操作ハンドルを反時計方向に回して、本体シリンジ内にオイルを充填します。

気泡が本体シリンジ内に入っていると操作性に悪影響が出ますので、気泡の無い状態にしてください。

本体シリンジ内の気泡を取り除くには、本体シリンジ先端を上に向け、操作ハンドルを時計方向に回転することで、気泡を押し出し排出させることができます。

STEP 4

4. インジェクションホルダーセット(IM-H1)内にオイルを充填します。

※出荷時にはインジェクションホルダー内にクリーニングロッド(ステンレス棒)が装着されています。オイルを充填する前には、クリーニングロッドは取り外した状態にしてください。

ディスポのプラスチックシリンジ等にオイルを充填し、気泡が入らないように注意しながらインジェクションホルダーセットに接続し、オイルを充填してください。

STEP 5

5. オイルを充填した本体シリンジとインジェクションホルダーセットを接続します。

気泡が入らないように注意しながら、本体シリンジ先端部とチューブ用金具(CI-1)を接続してください。 インジェクションホルダーセット側はオイルが溢れるぐらいの状態、本体シリンジ側も操作ハンドルを少しだけ時計方向に回してオイルが溢れるぐらいの状態にして接続すると、気泡が入り難くなります。

CI-1は時計方向に回すとルアーロックに固定できます。

オイル補充が終了したら、手順2で取外したマグネットスタンドにインジェクター本体をセットして、手順1で取外した保護カバーを本体シリンジ先端保護のために取り付けなおしてください。

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