電源がONの時には、ヒーター部には絶対に手を触れないでください。 ヒーターが発熱していないように見えても再現性を高めるための予熱が入っており、ヒーター部に触れるとやけどします。 以下の作業は必ず電源をOFFにし、電源コードを取り外して(5~10分程経過して)発熱したヒーターと炉が完全に冷えてから行なってください。 また、作業がすべて終了するまで電源コードは取り付けないでください。(電源はONにしないでください。) |
エラー表示 | 原因 | 対処 |
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E_01 | 落下側ガラス管チャックが最上部まで上がっていない(ヒータースイッチが閉じていない) | ガラス管チャックを緩めて、落下側ガラス管チャックを最上部まで持ち上げてガラス管を固定し、スタートスイッチを押してエラーを解除してから再度スタートスイッチを押して開始して下さい。 |
E_02 | ヒーター出力調整時間が30秒以上経過した(ヒーター部の劣化を防ぐ為の保護) | 切替スイッチを"OPERATION"に設定しスタートスイッチを押してエラーを解除します。再度切替スイッチを"HEATER ADJ."に設定してヒーター出力を調整して下さい。 |
スタートスイッチを押して、電極作製開始後120秒経過したが、電極を作製することができなかった。 | ヒーターレベルが低く設定されているためにガラス管が溶けず電極を作製することができなかった。スタートスイッチを押してエラーを解除後、ヒーターレベルを高く設定してから、再度スタートスイッチを押して下さい。(この場合は、ガラス管が少し伸びているため新しいガラス管に取り換えて下さい。) | |
E_03 | メインマグネット又はサブマグネットの調整時間が90秒以上経過した。(電磁マグネットの過熱を防ぐ為の保護) | 切り換えスイッチを"OPERATION"に設定しスタートスイッチを押してエラーを解除します。再度切り換えスイッチを"MAIN MAGNET ADJ."又は"SUB MAGNET ADJ."に設定してマグネット調整を行って下さい。 |
E_04 | 落下側ガラス管チャックが最上部まで上がっていない。(SUB/MAIN切り換えスイッチが閉じていない) | ガラス管チャックを緩めて、落下側ガラス管チャックを最上部まで持ち上げてガラス管を固定し、スタートスイッチを押してエラーを解除してから再度スタートスイッチを押して開始して下さい。 |
E_05 | 電極作製開始後、落下側ガラス管チャックが途中で止まってしまった。 | ヒーターレベルが低く設定されているためにガラス管が溶けず電極を製作することができなかった。または、SUBマグネットの出力調整が低く設定されていてガラス管を引くことができなかった。ガラス管を取り換え、スタートスイッチを押してエラーを解除後、ヒーターレベルを高く設定するか、SUBマグネットを高く設定して再度スタートスイッチを押して下さい。(この場合はガラス管が少し伸びているため、新しいガラス管に取り換えて下さい。) |
電極作製開始後、落下側ガラス管チャックが途中で止まってしまった。 | ヒータースイッチとSUB/MAIN切り換えスイッチの高低差が大きい為に、ヒーターが停止後、MAINマグネットがONにならなかった。ガラス管を取り換え、スタートスイッチを押してエラー解除後、ヒータースイッチとSUB/MAIN切り換えスイッチの高低差を減らす又はヒーター出力を上げるか、SUBマグネット出力を高く設定して下さい。 | |
E_99 | ヒーター固定不良・ヒーター断線。 | ヒーターを固定している固定ビスを強く締め付けて下さい。ヒーターが劣化し断線している場合は新しいヒーターに交換して下さい。 |
注意! |
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エラーが表示されないで、ヒーターだけ発熱する場合 スタートスイッチを押しても、ヒーターは発熱するが、電磁マグネットが動作しない場合やヒーターが発熱したままとなる場合は、ヒーターオンリースイッチが"ON"にセットされていますので、ヒーターオンリースイッチを"OFF"にして、再度ガラス管をセットして下さい。 |
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